遺伝子解析サービス

ジェノタイピング解析

お客様のサンプルを、ファイセルのラボにてリアルタイムPCRなどによりジェノタイピング解析します。 ヒトの主要な薬物代謝酵素であるシトクロムP450(CYP)を対象としており、CYP1A2CYP2C9CYP2C19CYP2D6遺伝子の各多型の解析を主に実施していますが、ご希望のSNP解析も承ることが可能です。

ご利用シーン

ファーマコゲノミクス(PGx*)を取り入れた治験に。
医療現場での投薬方針の決定に。
解析系の立ち上げが困難な時に。
*PGx(ゲノム薬理学的研究):薬剤の有効性や安全性の検討に用いられる手法

サービスの流れ

1. 解析依頼内容など、ご要件の確認

ご希望の解析内容などを専門性の高い担当者がお聞かせいただきます。解析対象となるSNP情報などを確認させて頂く場合があります。

2. お見積・契約締結(秘密保持契約を含む)

ご相談の上で決定した仕様をもとに御見積致します。必要に応じて契約を締結いたします。解析計画書の作成などの対応を実施することも可能です。

3. 注文書と検体のご送付など

仕様に基づき、注文書と共に検体情報及び検体をご送付ください。

4. 解析実施・報告書提出・納品など

ご依頼内容に基づき、解析を実施いたします。解析完了後には、解析報告書を作成の上、ご提出させて頂きます。

ご注文に関する詳細

解析対象遺伝子

解析をご希望されるSNPの情報(dbSNP ID等)を確認させていただきます。dbSNP IDはNCBIウェブサイト(NCBI SNP)よりご確認いただけます。

検体条件

ゲノムDNA濃度は10ng/uL以上で調整ください(ヌクレアーゼフリー水に溶解してください)。濃度が条件を満たさない場合はご相談ください。
検体からのゲノムDNA抽出からご希望される場合は、DNA抽出オプションサービスもございます。

解析結果

検体情報に対して、各dbSNP IDに対するジェノタイピング結果を記載した報告書を作成し、提出します。

タモキシフェン治療(乳がん治療)を行う現場でもご活用中

薬の効き方には「個人差」があり、薬の効果が発揮される適量は人により異なります。遺伝子を調べることはこの「個人差」を知る手段の一つです。遺伝子でわかる体質に合わせて投与量を増やす、減らす、もしくは薬を変更するなどの対応をとることで、より個人一人ひとりにあった医療を提供することを「テーラーメイド医療」といいます。

乳がん治療薬であるタモキシフェンは、一部の方に薬の効果が見られないことが報告されています。タモキシフェンはCYP2D6によって代謝され有効成分に変換されますが、CYP2D6には遺伝子タイプのバリエーションが多く、代謝機能が低い、もしくは全く持っていない遺伝子タイプなども報告されており、遺伝子タイプによってタモキシフェンの効果を得にくいことが、いくつかの試験で報告されています。

ファイセルでは、CYP2D6の遺伝子タイプを解析することにより、乳がん治療現場でタモキシフェン治療を行う患者様の投薬方針の参考にして頂けるサービスを提供しています。

実施医療機関

提携のクリニックにて解析を受けることが可能です。担当医師に、本解析を受けることをご相談ください。

解析を実施するため検体採取は、頬の内側を綿棒でこするだけで痛みもなく数十秒で終了します。結果は、1~2ヶ月後に各クリニック経由で報告されます。

解析対象遺伝子

CYP2D6 *5, *10, *14, *18, cnvとしております。

ジェノタイピング解析に関することでお困りの時は、まずはお気軽にお問い合わせください。


よくあるご質問

遺伝子解析はどこで実施するのですか?

ファイセルの自社ラボにて実施します。